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《四国第75番札所》善通寺(香川県善通寺市善通寺町)

③《四国75番》善通寺・山門(香川県善通寺市)

弘法大師空海の生誕地であり
四国八十八ヶ所霊場の要所。
自身にとっても
幼少時代、青春時代の思い出深い故郷の霊地です



①善通寺駅

帰省中、ふと行ってみたくなり、
やってきましたのが、JR善通寺駅です。
善通寺駅を降りて、ひたすらまっすぐ、西向きに歩いていきます。
市役所、四国学院大学を通り過ぎ、どんどん歩いて、どんつきまでいくと…

②善通寺

急に町並みが開けて、五重塔がじゃじゃ~んと現れました。

③《四国75番》善通寺・山門(香川県善通寺市)

真言宗善通寺派の総本山であり、
四国八十八ヶ所霊場の75番札所でもあります。

巨大な山門をくぐると、広大な境内が広がっていて、
左手の大きな楠と、右手にそびえる五重塔が迎えてくださいます。

④《四国75番》善通寺・大楠(香川県善通寺市)

立派な大楠です!
この大楠は、空海誕生の頃からすでに繁茂していて、
樹齢千数百年ともいわれています。

⑤《四国75番》善通寺・五重塔(香川県善通寺市)

こちらの五重塔は総ケヤキ造で、高さ45mにも及ぶ大塔です。
創建以来、いくたびも倒壊や焼失を経て、
現在の塔は明治35年完成のものになるそうです。

⑥《四国75番》善通寺・金堂(香川県善通寺市)

そして参道の先のあるのが、善通寺の本堂にあたる「金堂」です。
中には巨大な薬師如来様が鎮座されております。

⑦《四国75番》善通寺・金堂・手水舎(香川県善通寺市)

金堂の傍らにある手水舎です。
大きな岩が特徴的で、子供を抱いているお大師様というのも素敵です。

⑧《四国75番》善通寺・五百羅漢(香川県善通寺市)

そして、圧巻なのは、境内をぐるりと囲む五百羅漢さんです。
お釈迦様のお弟子さんたちですね。

子供の時は怖くて近寄れなかった羅漢さんなのですが、
今拝見するとお一人お一人個性的というか味があるというか、
魅力的に思えます。

⑨《四国75番》善通寺・足利尊氏利生塔

そんな羅漢さんを拝見しつつ、境内をぐるりと回っていると、
「足利尊氏利生塔」なるものを発見。
足利尊氏・直義兄弟が、夢窓疎石のすすめで、
南北朝の戦乱による犠牲者の霊を弔い国家安泰を祈り
日本60余州の国ごとに一寺(安国寺)と一塔(利生塔)の建立を命じたのだとか。
その「利生塔」として建立された塔の、焼失後の形見がこちらの石塔なのだそうです。

⑩《四国75番》善通寺・三帝御廟

また、境内には、三帝(後嵯峨天皇・亀山天皇・後宇多天皇)の御爪髪を
お納めしお祀りする御廟までもがあります。
こんな讃岐の片田舎にありながら、さすがは空海の御誕生所、総本山善通寺ですね。
お見それしました。

…と羅漢さんをみながらくるりと広大な境内をめぐりましたが、
善通寺さんはこの境内だけではありません。

⑪《四国75番》善通寺・地図(香川県善通寺市)

善通寺さんは、
本堂である金堂のある「伽藍」とよばれる「東院」と
お大師様が誕生した邸宅後で、御影堂のある「誕生院」とよばれる「西院」とに
分かれています。

⑫《四国75番》善通寺・中門(香川県善通寺市))

東院の西側の中門をくぐり、西院へ

⑬《四国75番》善通寺・御影堂へ(香川県善通寺市)

露天の並ぶ参道を通っていきます。

⑭《四国75番》善通寺・仁王門(香川県善通寺市)

こちらは、西院の入口の仁王門です。

⑮《四国75番》善通寺・仁王門裏(香川県善通寺市)

仁王門の裏側には、大きな草鞋が奉納されています。

⑯《四国75番》善通寺・西院回廊(香川県善通寺市)

仁王門から御影堂へと続く回廊です。

⑰《四国75番》善通寺・西院回廊絵(香川県善通寺市)

こちらには、空海の誕生や修行の様が描かれた絵が奉納されています。

⑱《四国75番》善通寺・大師堂(香川県善通寺市)

御影堂です。
ここがお大師様の誕生されたまさに聖地です。

⑳《四国75番》善通寺・稚児大師像(香川県善通寺市)

お堂の左手には、稚児姿のお大師様がいらっしゃいます。

㉑《四国75番》善通寺・大師堂前の池(香川県善通寺市)

また、御堂のすぐそばには池があって、御影池というのだそうです。
もともと、佐伯家の屋敷内にあった池なのだそうで
お大師様とご両親の像が祀られています。

⑲《四国75番》善通寺・御影堂・賓頭盧尊者(香川県善通寺市)

また、御影堂の脇にいらっしゃいますのは、
お釈迦様の弟子、賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)様です。
博識で慈悲深く、雄弁で意気盛んな説法の様から
〝獅子吼(ししく)第一〟と称されるお方です。

㉒《四国75番》善通寺・親鸞堂(香川県善通寺市)

西院の境内もたくさんの見所はあって、
こちらは、浄土真宗である私としてはびっくり嬉しい「親鸞堂」です。
この御堂には「鎌田の御影」と称される、
日本一体の親鸞上人自作の尊像が安置されているのだそうです。
その逸話は…
親鸞上人が62歳の時、下総国鎌田荘(現在の千葉県市川市)にて
信者の吉田家にて朝夕、法談をし、その家をたとうとしたところ、
宅の夫婦をはじめ多くの信者が名残を惜しんだため、自ら木像を刻み
「弘法大師生誕の霊地であり、法然上人が逆修の塔を建てた讃岐の善通寺に
私も詣でたいと思いながら願いを果たせてないので、この像を善通寺に送ってほしい」と
遺命されたのだそうです。
その後、像は、吉田家にて供養されていたが、
しばしば霊夢にて早く善通寺に送るようお告げがあったので、
当山に送り納められるに至ったのだそうです。

㉓《四国75番》善通寺・閻魔様(香川県善通寺市)

親鸞堂の隣に鎮座される閻魔様も圧巻。

㉔八十八ヶ所の小坊主さん

…と、見所満載の善通寺さんですが、
参拝させていただいて、何がぐっと来たかというと、
この小坊主さんの姿です。

私は、大学2回生の時に、何の前触れもなく突然に父を亡くしました。
それから、父の死をずっと受け入れられないまま悶々と過ごし、
救いを求めるようにして、大学卒業前に、四国八十八ヶ所を巡り、結願しました。
あれから、まる10年。
死ぬまでにはもう一度、お四国を巡りたいと思っていたものの
それは、まだずっと先で、子供が大きくなって、
主人が定年退職した後くらいなんだろうな、となんとなく思っていたのですが、
この小坊主さんを見て、白衣のお遍路さんを見て、
あの時の感覚と、四国の豊かな自然や険し道中がありありと蘇ってきて、
もういてもたってもいられなくなって、買っちゃいました。これ。

㉕納経帳買っちゃった。

前は、はりきって一式そろえましたが、今回は最低限。
納経帳と御札とポケット般若心経です。

㉖《四国75番》善通寺・御朱印

そして、御朱印頂いちゃいました。

また、お四国のループに戻ってしまった、
というか、引き戻されってしまったというか…。
何年いや何十年かかるかわからないけれど、
また、お四国を巡りたいと思います。




■《四国第75番札所》五岳山誕生院善通寺(香川県善通寺市善通寺町)

《山号》 屏風浦五岳山

《宗派》 真言宗善通寺派(総本山)

《本尊》 薬師如来

《創建》
大同2年(807年)唐より帰朝した空海が、
父・佐伯値田公(さえきのあたいたぎみ)より寄進された土地に、
唐での師・恵果が住んでいた寺院を模して建立しはじめ、
弘仁4年(813年)に落成。
寺院名は、父の法名「善通(よしみち)」に由来。
山号は、寺院が5つの山の麓にあり、その山々が屏風のように連なることから
「屏風浦五岳山」と称される。

鎌倉時代には、空海誕生の地である佐伯家の邸宅跡に「誕生院」が建立され、
明治時代になってから、善通寺として一つのお寺となりました。

《参考》
・総本山善通寺HP
・四国八十八ヶ所霊場会公式HP(善通寺)

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