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金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)

0金比羅山からの眺め(香川県仲多度郡琴平町)

そのお山はいつもそこにありました。
日曜日にはよく家族であがりました。
友人とも競って走ってあがりました。
御本宮からはお家がみえます。
私にとっては故郷とよぶべきお社です。



①象頭山(香川県仲多度郡琴平町)

お家からは、いつも、のんびりした象頭山がみえて、
その左下あたりに金刀比羅宮のお屋根もみえて
なんとなくいつも守られているなあというか
神様がそこにいるんだなあと感じていました。

故郷を出た後も、たまに帰ってきてはお参りしていたのですが
子供を授かってからはずっと登れずにいて、
娘ももう3歳10ヶ月、そろそろチャレンジできるんじゃないかと、
金刀比羅宮に参拝してみることにしました。

②JR琴平駅(香川県仲多度郡琴平町)

出発はここかから。JR琴平駅です。
なんだかリニューアルオープンされて、ちょっと小綺麗になっています。
去年帰省した時は古いままだったのに…。
どうやら、その理由はこれ。

②JR琴平駅・千年ものがたり

「四国まんなか千年ものがたり」という観光列車がお目見えしたようなのです。
4月1日運行開始なのですが、ちょうど駅のホームにとまっていたので激写しました。
なかなかカッコイイ列車ですよね。

それはさておき
琴平駅を出ると、そこはもう参道です。

③琴平駅から参道(香川県仲多度郡琴平町)

各地から奉納された燈籠や玉垣があちらこちらにみられます。

④高燈籠(香川県仲多度郡琴平町)

金刀比羅宮へと足を進める前に、ぜひこちらもご覧いただきたい。
ちょうど、琴電・琴平駅の横手にある「高燈籠」でとす。
その名の通り、高さ27mの日本一高い燈籠です。
金刀比羅宮を目指してやってくる船の目印となっていた燈籠です。
子供の時、この燈籠を何度写生したことか。
この高燈籠も心の故郷です。

⑤金刀比羅宮・表参道(香川県仲多度郡琴平町)

さて、お土産屋さんの並ぶ表参道を行きます。
これこれ!おいりソフト。可愛いですよね~!!

地元っ子の私は、もっぱら人の少ない裏参道をいくのですが、
せっかくなので、今回は、表参道から上がってみたいと思います。

⑥金刀比羅宮・表参道・石段(香川県仲多度郡琴平町)

こんぴら山といえば、石段!
御本宮までの階段は785段。
ここからスタートです。

⑦金刀比羅宮・石段・第一段目(香川県仲多度郡琴平町)

まず一歩!!

⑧金刀比羅宮・大門(香川県仲多度郡琴平町)

お土産屋さんの立ち並ぶ石段がけっこう長いのですが
365段、ほぼ半分を上がりつめたところに、大門(おおもん)があります。
ここからが本番。金刀比羅宮の神域となります。

⑨金刀比羅宮・青銅燈籠(香川県仲多度郡琴平町)

大門の手前に青銅の大燈籠があります。
龍がまきついていて海の守り神にふさわしい豪華な燈籠です。

⑩金刀比羅宮・五人百姓(香川県仲多度郡琴平町)

大門をくぐると、飴屋さんがあります。
通称、五人百姓。
神域での商いを特別に許された5軒です。
(今日は1軒おいでないようです。)
ちなみに、ここで飴を買ったことはありません。
いま書いていて思ったのですが、一度食べてみてもいいですよね。
こういうところで買うのは観光客だけだと思っていたのですが
今度あがる時には食べてみようと思います。

⑪金毘羅宮・狛犬(香川県仲多度郡琴平町)

それからちなみに、飴屋さんのある辺りの両側に
鎮座されていた狛犬です。
なんか変わってますよね。
どっちも頭に何かついています。宝珠と角でしょうか…。
向きも変わってますよね。
今まで自分がみてきた狛犬さんは、
向かって右手に「阿」左手に「吽」だったと思うのですが、逆です。


さあ、蕾が膨らみはじめた桜の馬場をぬけて、
こんぴら狗の銅像がある広場へ。

⑫金刀比羅宮・こんぴら狗(香川県仲多度郡琴平町)

左手奥には神馬のいらっしゃる厩屋があります。
覗いてみると、大きいお馬が白と黒と二頭いらっしゃいました。

ちなみに、こんぴら狗というのは、
飼い主の代参でやってきた狗のことです。
江戸時代、庶民が一生に一度行けるか行けないか旅行といえば、
お伊勢参りとか、金比羅参りでしたが、
それでも皆が皆行けたわけではなく、
今と違って道中も長く険しく、
行きたくても行けない人は、
飼い犬の首に、自分の名前を書いた札や
初穂料や道中の食費をいれた袋をぶら下げて、託したわけなのです。

⑬金刀比羅宮・旭社(香川県仲多度郡琴平町)

そして、旭社までやってきました。
ここまでくると、あともう一息です。

⑭金刀比羅宮・賢木門(香川県仲多度郡琴平町)

回廊を進み、賢木門(さかきもん)をくぐります。
〝賢木門〟は、もともと〝逆木門〟であったといわれます。
「こんぴら船船」の中にも歌われていますが
♪長宗我部元親 神罰恐れて 逆さに建てたる 賢木門

長曽我部元親が四国を治めていた頃のこと
多くの神社仏閣を焼き払っていた元親が神罰を恐れて
門を献納することにしたのですが、急いで作ったため、
柱を一本逆さにつけてしまったのだそうです。

⑮金刀比羅宮・手水舎(香川県仲多度郡琴平町)

手水舎まできました。
ぼんやり通り過ぎてしまいましたが、
手水舎の手前で一段下がっているところがあります。
本当は「上がる石段」は786段あるのですが、
「なやむ」とうゴロにとれるので
ここで一段下げて、785段としているのだとか…。

⑯金刀比羅宮・最後の階段(香川県仲多度郡琴平町)

そして、最終関門の石段です。
ここを上がりきれば御本宮です。
子供の時は、とてつもなく長く感じられた石段ですが
ゴールはすぐそこに見えています。

⑰金刀比羅宮・九尾の狛犬(香川県仲多度郡琴平町)

途中の狛犬さん。
また、向かって、右に「吽」左に「阿」ですね。
しかもどちらも九尾あるようです。
狐というか般若のようなお顔です。

⑲金刀比羅宮・御本宮・正面(香川県仲多度郡琴平町)

さあ、登りきれば到着!
すぐ目の前に御本宮です。
今日は曇天なのですが、カメラにやたらと光の玉がちらつきます…。
歓迎の印だとよいのですが…。

それにしても、思ったよりスムーズにあがれました。
大門までの石段は、ひっきりなしで
汗かきかき、しんどかったのですが
その後は、平坦な道が多く、楽に登れたかなあ、と思います。

⑱金刀比羅宮・御本宮(香川県仲多度郡琴平町)

さて、御本宮の御祭神は
《大物主神(おおものぬしのかみ)》と《崇徳天皇(すとくてんのう)》です。

《大物主神》は、素盞嗚命の子に当たる《大国主神》の和魂(にぎみたま)の神様です。
(日本最古の神社・大神神社(奈良県桜井市)もそうでしたよね。)
《大物主神》は、国造りの神様にして、
農業、工業、商業すべての産業開発、 方除、治病、造酒、製薬、禁厭(まじない)、
交通、航海、縁結びなど、人間生活全般の守護神として信仰されています。

《崇徳天皇は》、保元の乱に破れて、讃岐に流されてきたお方です。
呪いをこめて血で写経をしたとか、爪や髪を伸ばして夜叉の形相になったとか
日本三大怨霊に数えられるお方ですが、
讃岐人にとっては、なんだか怖いイメージというよりは、
天皇さんがこの地にいらっしゃったことへの敬いというか親しみの気持ちが
あふれているように思います。

⑳金刀比羅宮・三穂津神社(香川県仲多度郡琴平町)

御本宮にお参りした後には、お隣の三穂津姫(みほつひめ)社にもお参りです。
三穂津姫は、大国主神の最期のお后様で、稲作を広めた神様と知られています。
…そういえば、
こちらの女神様は嫉妬深く
夫婦でお参りすることに問題はないが
恋人同士でお参りすると間を裂こうとする…なんて噂話が昔ありましたね。

㉑金刀比羅宮・絵馬堂(香川県仲多度郡琴平町)

それから、絵馬殿です。
船の絵馬が多く見られます。本物の船も奉納されています。
金刀比羅宮は海の神様としても信仰が厚いんです。

♪こんぴらお山に御札をかかげりゃシュラシュシュシュ
逆巻く怒涛もいつしか静まり、舳先にはためく大漁旗

お山の神様が、海の神様とされるのは、諸説あって、
・瀬戸内海から目印となるお山であること
・〝こんぴら〟の語源は〝クンピーラ(サンスクリット語でワニ)〟で
こんぴらのお山には、ワニの神様がいらっしゃること
・古代は、お山の麓まで瀬戸内海の海水が流れ込んできており
 大物主神が停泊所に仮宮を設けたという伝説があること
など様々です。

㉒金刀比羅宮・絵馬堂・流し樽(香川県仲多度郡琴平町)

そして、金刀比羅宮名物の流し樽です。
♪こんぴら参りの船足ゃ軽くて 波間に漂う 流し樽

今でも続いている信仰なのですが、
漁師さんや船員さん、海で働く人々が、瀬戸内海の香川県沖で
樽に金刀比羅宮への初穂料やお神酒をいれて海に投げ入れるのだそうです。
すると、お山の麓の海域に流れ着くそうなのです。
丸亀や多度津あたりでしょうか…?
そして、その樽を拾った人がお宮に届けるそうで
とても御利益があるのだそうです。

㉓金刀比羅宮・黄色のお守り
せっかくなので、
〝幸福の黄色のお守り〟買いました。

㉔金刀比羅宮・おみくじ

娘がひいたおみくじ。
なんと「大吉」でしたっ!


今回の参拝はこれにて終了ですが
御本宮の先には奥之院があって、
薄暗い杜の中にある院の脇にはそそりたつ崖があって、
そこには天狗のお面が掲げられています。
子供の頃は、はりきって、奥の院まで駆け上がっていました。
奥の院は、もう少し娘が大きくなってから、またチャレンジしようと思います。

㉖金刀比羅宮神事場(香川県仲多度郡琴平町)

それから、また後日、
せっかくなので、金刀比羅宮の神事場(じんじば)にやってきました。

毎年10月の9、10、11日に、金刀比羅宮の例大祭があるのですが、
10日の晩に、神様が渡御されてくる場所、いわゆるお旅所なのです。
今もそうだとは思いますが
屋台が立ち並んで、お化け屋敷なんかも来たりして、賑わって
夜中になると、お山から、お神輿の大行列がお下がりになるのです。

㉕金刀比羅宮神事場・鞘橋(香川県仲多度郡琴平町)

この橋は、鞘橋(さやばし)といって、いつもは両側とも閉ざされているのですが、
年に一度、お祭りの夜に開かれて、お行列が通るんです。

またいつか、うちの娘にも見せてやりたいものです。





■金刀比羅宮(ことひらぐう)
《祭神》
・大物主神(おおものぬしのかみ)
・崇徳天皇(すとくてんのう)

《創建》 不明
かつて、大物主神を祀り〝琴平神社〟と称していたところ
神仏習合の影響で〝金毘羅大権現(こんぴらだいごんげん)〟と改称
永万元年(1165)崇徳天皇を合祀。
明治元年(1868)金刀比羅宮と改称。

《参考》 金刀比羅宮HP

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