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《四国第77番札所》道隆寺(香川県仲多度郡多度津町)

⑦へんろ道(76金倉寺→77道隆寺)

お四国の道をただ歩いているだけで、
涙が出てくるのは、
踏みしめる大地が、肌をなでていく風が、
今生きているということを、教えてくれるからだと、
そう思うのです。



①金倉寺から道隆寺へ(香川県善通寺市)

76番金倉寺・本堂の裏手の駐車場へ出ると
77番道隆寺への案内板がありました。
お四国の不思議なところで、
次への案内板をみると、
どうしても足を踏み出さずにはいられません。
もともと、76~77番の道を歩くつもりでは来ていましたが
心が沸き立ってきます。

②へんろ道へ(76金倉寺→77道隆寺)

案内板にそって県道33号線に出ると、
すぐに、道路脇の電柱に、おへんろ道の印を発見。
言わずもがな、おへんろ道を進みます。

③へんろ道(76金倉寺→77道隆寺)

県道から細い道に入ると、
のどかな讃岐の風景があります。

どうしてでしょうかね。
道を歩いているだけで涙が出てくるのは…。

歩いている。ということは、つまり、
生きている、ということ。
大地を踏みしめる足の裏の感覚も、
風がふれて通り過ぎていくこの肌の感覚も、
なにもかもが研ぎ澄まされていて、
それでいて安らいでいる、そんな感じがします。

④へんろ道(76金倉寺→77道隆寺)

道を進み、バイパスの高架をくぐり、田んぼ道をぬけると
こんな魅力的な森が。
この森では季節になると蛍の姿が見られるのだそうです。

⑤葛原正八幡神社(香川県善通寺市)

木々のトンネルをぬけると
更に樹々が鬱蒼と生い茂るお社がありました。
葛原正(かずはらしょう)八幡神社」というお社でした。
そして、社の脇を抜けて北へひたすら直進します。
気づけば、善通寺市を抜け多度津町へ入っていました。


さきほどの話ですが…。
歩くって、生きるってことだなあというクダリですが。
この道って、人生と同じなんだなと思います。
かつて一人で歩いた道を、
いまは娘と二人で歩いていることが
尊くて愛おしくてたまりません。

道を歩くという、とてつもなくシンプルなことが
とてつもなくスピリチュアルで、レリジャスなことなのです。

⑥へんろ道(76金倉寺→77道隆寺)

それは、
道の所々に、お堂や、お地蔵様のお姿が多くあって
誰かの手でとても大切にされていることもありますが、
ずっと昔から、幾多の巡礼者が歩き続けている道だから
なのだ、と思います。

⑧へんろ道・77道隆寺への看板

ひたすら北上し、
いつの間にか、右手のずっと先に造船工場が、
左手のずっと先に少林寺総本山の塔がみえてきて、
多度津自動車学校のところまで来たところで、
道隆寺さんへの矢印標識を発見しました。

⑨77道隆寺まで100m

山門が見てきました。あと100m。

⑩77道隆寺・仁王門(香川県仲多度郡多度津町)

到着でございます。
お仁王さんの怖いおチビを抱えて門をくぐります。

⑪77道隆寺・仁王門裏(香川県仲多度郡多度津町)

山門裏側の大草履は2対です。
それにしても鳩が多い…。

⑫77道隆寺・本堂(香川県仲多度郡多度津町)

本堂です。
参道脇には、観音様がずらりと並んでいます。

⑮道隆寺・ビンヅルさん(香川県仲多度郡多度津町)

本道手前のビンヅル様です。

⑭道隆寺・多宝塔(香川県仲多度郡多度津町)

本堂の脇に美しい多宝塔がありました。

⑬道隆寺・大師堂(香川県仲多度郡多度津町)

大師堂です。

⑯道隆寺・衛門三郎像(香川県仲多度郡多度津町)

大師堂の前に、小さな巡礼者と弘法大師の像が、
巡礼者の白衣の背には、衛門三郎とあります。
衛門三郎さんは、四国遍路の開祖と言われるお方で、
お四国の様々な場所でお見受けする方です。

衛門三郎さんは、伊予の国の強欲な豪農でしたが、
ある時托鉢にやってきた貧しい身なりの僧侶を何度も追い返し、
しまいには、托鉢の鉢を投げつけて割ってしまったのです。
その後、自分の子供が皆次々と亡くなってしまい、
悲しみにくれる三郎の夢に弘法大師が現れ、
あの僧侶は大師だったのだと悟り、後悔し、
大師に許しをこうために四国巡礼の旅にでるも、20回巡っても出会えず、
今度は逆に回ることにしたものの、病にふせってしまいました。
衛門三郎が死の淵を彷徨っていたところ、
弘法大師があらわれ「お前の罪は消えた。最期に望むものは?」と問うと、
衛門三郎は「伊予の国主の嫡男として生まれたい」と願いました。
願いをきた大師は、三郎に「衛門三郎」と書いた石をにぎらせると、
まもなく三郎は亡くなりました。
その後、伊予の国主に、ぎゅっと手を握ったままの赤ちゃんが生まれ
「衛門三郎」と書いた石が出てきました。

そんなお話です。

道隆寺・愚痴きき地蔵

本堂の裏手にあった愚痴聞き地蔵さん。
愚痴でも聞いてもらおうと思いましたが、
何もでてきませんでした。
大阪の日常の中ではいつも愚痴ばかり出てきて
すぐイライラしてしまうのになあ…。
ここにいると、なんか、自分の中の嫌なものが
湯気のように全部ぬけて行ってしまう感じがします。
旅先ゆえか、
やっぱりお四国の道ゆえか…。

⑱77道隆寺・御朱印

ご朱印もいただきました。



■《四国第77番札所》明王院道隆寺(みょうおういんどうりゅうじ)

《山号》 桑田山(そうたざん)

《宗派》 真言宗醍醐派

《本尊》 薬師如来像

《創建》
和銅5年(712年) 当地の領主《和気道隆》が薬師如来像を彫造し、
草堂を建立したことに始まる。

《参考》 四国八十八ヶ所霊場会公式HP(道隆寺)


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