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葛原正八幡神社(香川県仲多度郡多度津町)

0葛原正八幡宮・大楠

鬱蒼とした社叢。
何の言の葉もいらない圧倒的な聖域。
陽の光を遮る薄暗い森の中にあって
頭に浮かんでくるのは、
生まれる前の自分のいない世界。
死んでいった後の自分のいない世界。



香川帰省中の一日お遍路で、
76番金倉寺から、77番道隆寺へと歩く道すがら
広大な森に出くわしました。

①へんろ道(76金倉寺→77道隆寺)

どこだか深い場所へ誘うような樹々のトンネル。

②葛原正八幡神社(香川県仲多度郡多度津町)

その先には、お社がありました。

③葛原正八幡神社・鳥居(香川県仲多度郡多度津町)

こちらが正面ですかね。

鳥居さんの漢詩。
ちゃんと読みたいのですが、ちゃんと読み解けません。
大学で日本史を専攻していながら悲しいものです。
〝人々が孝行の人生をおくれば、豊かな世界が育まれる〟
ってな感じでしょうかね。

④葛原正八幡神社・不思議な玉垣(香川県仲多度郡多度津町)

不思議な玉垣です。

⑤葛原正八幡神社・本殿(香川県仲多度郡多度津町)

門をくぐってみると、
なにもかもが樹々で包み込まれた世界です。
守られた聖なる場所。
そこに立ち入るのが畏れ多いような、
それでいて、
深い深い水底へ沈み込んでいくような平安があります。

0葛原正八幡宮・大楠

この大楠。
なんの説明もいらない圧倒的な神秘性。
とにかくありがたいなあと感じる神威性。


子供時代、小さな香川に住んでいて
こんな素敵な森があることを知りませんでした。
通り過ぎることはあったと思うのですが、
ただ、ただ、通り過ぎていたのでしょう。
あの頃は、森なんて、全く興味がありませんでした。
覆い茂る樹々も、田んぼも、当たり前にあるもので、
ただの退屈にしか思いませんでした。
でも、それは逆に、自分の中に、森や田んぼが
息づいていたからなのかもしれません。
街で生きて、それが失われてしまったから、
今、森を見つけては、心ときめかせているのでしょうか。
それとも、
大人になって、自分が遠くない未来に死ぬことを知ったからでしょうか。



■葛原正八幡宮(かずはらしょうはちまんぐう)

《創建》古くからあった村の社に、
延久五年(1073年) 道隆寺12代住職・祐禅が勅を奉じて勧請したとされます。


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