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天皇の杜古墳(京都市西京区御陵塚ノ越町)

0天皇の杜古墳・前方後円墳(京都市西京区)

きらめく緑につつまれていると
体の中にたまった嫌なものが全部外に出ていって
穏やかな優しい気持ちになっていくのが分かります。
ここは、古の墓場。
緑芽吹く、生命の広場。
疲れた私を葬り、新しく生き返らせてくれる、美しい古墳です。



今日も、青空晴れ渡る心地よい天気となりました。
娘も、お弁当をもってどこかに出かけたい、というので、
まだ知らぬ古墳探検に行こうと、お出かけしてきました。

①天皇の杜古墳(京都市西京区)

阪急京都線「洛西口」駅から、京都市バス「69」系に乗って、
「月見ケ丘」のバス停で下車後、
ドラッグストアの横の住宅街の道路をまっすぐ進み
国道9号線に突き当たったところで、
その名も「みささぎハイツ」の角にそって左折。
また少し直進し、住宅街ど真ん中の交差点を右折。
そこから少し進むと、樹々の緑が見えてきました。

②天皇の杜古墳・円墳部(京都市西京区)

公園の中に入ると、すぐに、古墳の森があります。
円墳部。立派な森です。

③天皇の杜古墳・新緑(京都市西京区)

まずは、ぐるりと回ってみます。
どちらかというと、それほど大きい古墳でもないかなと思いますが、
京都市内の古墳としては、最大級の大きさなのだそうです。

古墳周囲には、ぽつぽつとベンチがあって、
市民の方々の憩いの場となっています。
なんだか、犬の散歩の方が多いな~と思っていると
すぐそばに動物病院&動物OKのカフェがあるようでした。

それにしても、目に飛び込んでくる、鮮やかな緑、緑、緑。
子供でなくとも駆け出してしまいたくなる心地よい景色です。
草原の上をハイジのようにコロコロ転がりたい気分です。

④天皇の杜古墳・登り口(京都市西京区)

そして、この墳墓には登ることができるのです!
…うん?天皇の杜なのに!?
実は、
ここは、本当は天皇の陵墓ではないのです。
中世より、第55代・文徳天皇(850~858年在位)の陵墓
とされていたのですが、
現在では、桂川右岸の地域の有力者のお墓と推定され
築造時期も9世紀ではなく、4世紀末頃と、判断されています。

前方後円墳に代表される大規模古墳は、7世紀末以降
築造されなくなるというのが、定説ですし。

しかし、長い間、天皇の陵と信じられてきたため
このあたりの地名も〝御陵〟がついています。

⑤天皇の杜古墳・墳頂部(京都市西京区)

墳頂は、けっこうな高さがあって、
そこへ至る道は、階段上に整備されていています。
墳頂に登ってみると、しっかりとした樹木が生えています。

⑥天皇の杜古墳・墳頂・円墳部が高い(京都市西京区)

けっこう急な感じに盛土されていて、
方墳部より、円墳部の方が、高く盛られています。

⑦天皇の杜古墳・新緑(京都市西京区)

それにしても、初夏の、緑鮮やかな草原と樹々。
このまぶしすぎる光景に、
体が溶けていってしまいそうなほど心地よい森でございました。




■天皇の杜古墳
《エリア》 乙訓古墳群
《時 期》 4世紀末(古墳時代前期後半)
《形 状》 前方後円墳(柄鏡式:前方部が広がらないタイプ)
     ・全長:約83m(京都市内で最大級)
     ・2段築成
     ・墳丘表面に葺石、埴輪列(円筒埴輪・朝顔形埴輪)
《出土物》 円筒埴輪・朝顔形埴輪
《埋葬施設》未調査
《被葬者》 不明(桂川右岸の有力者)

《参 考》 京都市HP(京都市情報館・天皇の杜古墳)

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