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《西国第10番札所》三室戸寺(京都府宇治市)

0《西国10番》三室戸寺(京都府宇治市)

春はツツジ。梅雨はアジサイ。夏はハス。秋はモミジ。
四季折々あでやかに彩られるその世界は、
心を洗い、涅槃の境地へと、誘ってくれるのです。




①《西国10番》三室戸寺・受付(京都府宇治市)

なんとなく、夕方の情報番組をつけていたところ、
三室戸寺のツツジが見頃だと紹介されていて、
それを見た娘が、行ってみたい!というもので、
実のところは、
レポーターの方が食べていたお団子を食べたい!
ということだったのですが、
私も、お花を見ながらお抹茶をいただくのもいいなあ、
と、宇治は〝花の寺〟三室戸寺にやってまいりました。

②《西国10番》三室戸寺・せせらぎ(京都府宇治市)

受付横を流れる、小川のせせらぎに、耳をうばわれ
心がさあっととけて流れていきそうに、よい心地です。
青葉の紅葉には、淡い桃色のお花がついています。

③《西国10番》三室戸寺・山門(京都府宇治市)

朱塗りの山門をくぐります。

④《西国10番》三室戸寺・薬師如来(京都府宇治市)

山門をくぐってすぐに薬師如来をおまつりしたお堂があります。

⑤《西国10番》三室戸寺・お地蔵さん(京都府宇治市)

お堂の脇にいらっしゃったお地蔵様。

⑥《西国10番》三室戸寺・ツツジ(京都府宇治市)

そして、垣間見えますのは、ツツジの庭園!!
まるで絵画か映画のワンシーンのような、完璧なまでの美しさです。

⑦《西国10番》三室戸寺・本堂へ(京都府宇治市)

庭園への方に曲がらず
まっすぐ参道を進むと、本堂へ続く階段があります。

正直いうと、ここに来るまで、
こちらが、西国三十三箇所のご寺院だとは存じ上げませんでした。
失礼ながら、京都のザ・観光スポット的なお寺だと思っておりました。
日頃から、いつか西国のお寺も巡りたいと思ってはおりましたが、
期せずして、今日、やってきてしまいました。

⑧《西国10番》三室戸寺・手水舎(京都府宇治市)

階段を上がると、手水舎があります。
蓮の台から水が流れ出ているようです。

⑨《西国10番》三室戸寺・宇賀神(京都府宇治市)

手水舎の向かいには、この不思議な(不気味な)像があります。
「宇賀神」とありますが、とぐろをまいた蛇に翁の頭がついています。
はじめてお見受けする神様です。
耳をなでると福がきて
髭をなでると健康長寿
尻尾をなでると金運UPとのことです。
せっかくなので、なでておきました。

⑩《西国10番》三室戸寺・本堂(京都府宇治市)

御本堂です。
得も言われぬ力に満ち満ちたお堂です。
青い空、緑あざやかな山を背に立つ大きなお堂。
もうもうと立つお線香の煙
一般の参拝者と、白衣をきた巡礼者たち
途切れず響く鐘の音と、巡礼者の鈴の音
お堂の前には蓮の鉢がずらりとならびます。
7月になれば、一面に蓮の花が咲くのでしょう。

⑪《西国10番》三室戸寺・鐘堂(京都府宇治市)

鐘はお賽銭箱に100円をいれたら
誰でもつけるようだったので、
つかせていただきました。
これからお参りさせていただきます、の合図です。

⑮《西国10番》三室戸寺・牛(京都府宇治市)

本堂前には、
まだ新しい感じの、牛と兎の巨大な石像があります。

牛? といえば、天神さんですよね。
なでると頭がよくなったり、体の悪いところが平癒したり…?

ところが、こちらの牛さんは、別の由来をもつそうで…
むかしむかし、
こちらにお参りをしたお百姓さんの飼っていた弱々しい牛が、
観音さんのお力で、強くなり、地域一番といわれていた牛に勝ち
その後、そのお百姓さんは、一番の仲買人となったのだそうです。
ということで〝宝勝牛〟として、勝運・金運があるのだそうです。

ちなみに、宝勝牛のお隣には、往年の兄弟力士・若貴の手形がありました。

⑯《西国10番》三室戸寺・兎(京都府宇治市)

それから、兎さん。
兎さんのもっている玉の中にある〝卵型の玉〟を立たせると昇運がつくのだとか…。
宇治とは、古来「菟道(うじ)」と称されていたそうなのですが、
第15代・応神天皇と、宇治の豪族の娘との間に生まれた王子であり、
異母兄の仁徳天皇(16代天皇)に皇位を譲るために自殺したという逸話もある
《菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)》が宇治を訪れた際、
兎が道案内したとの伝承があるとか…。
また、こちらに所蔵される曼荼羅などに描かれる
〝月〟をあらわす不動明王の足元に兎が描かれているとか…。
なにかと、ご縁のある動物のようです。

しかし、なんというか…
ご利益のミラクルオンパレード、お腹いっぱいです!!

⑰《西国10番》三室戸寺・ビンヅル尊者(京都府宇治市)

そうそう、肝心なビンヅルさんにもご挨拶しておきましょう。
ビンヅル尊者さまは、
八十八ヶ所のお寺でも必ず本堂や大師堂の前にいらっしゃったので
なんだか親近感のあるお方です。

⑫《西国10番》三室戸寺・阿弥陀堂(京都府宇治市)

さて、こちらは本堂の横にある阿弥陀堂。
親鸞上人のお父上に当たる日野有範のお墓だそうです。
日野有範は、政治的なことに巻き込まれて、
親鸞上人が幼い頃に亡くなったという説もあれば
また、一族で出家し、こちらの宇治に身を寄せたという説もあるようです。

⑬《西国10番》三室戸寺・三重塔(京都府宇治市)

ひっそりとたたずむ三重塔です。
ちなみに、こちらの塔は、明治43年に
兵庫県佐用郡の高蔵寺というお寺から移築されたものなのだそうです。

⑭《西国10番》三室戸寺・源氏物語碑(京都府宇治市)

そして、そして、
こちらには、源氏物語『宇治十帖』の古蹟碑があります。
宇治十帖は、源氏物語の後半というか、続編というか、
光源氏の亡き後、
光源氏の孫で、現天皇の皇子である《匂宮》
光源氏の晩年の子で、本当は妻の不義の子《薫》
の二人の貴公子の恋の因果のお話ですねえ。


⑱《西国10番》三室戸寺・ツツジ庭園(京都府宇治市)

それでは、おまちかねのお庭の方へ。
本堂への参道から脇に入り、
まだ花のつかないアジサイの道をぬけると、
ツツジの丘が広がっています。

⑲《西国10番》三室戸寺・ツツジの道(京都府宇治市)

緑の葉に、目が覚めるような紅の花びらが
今を盛りと咲き誇っています。

㉑《西国10番》三室戸寺・シャクナゲ(京都府宇治市)

シャクナゲ。
初めてちゃんと見たかもしれません。

⑳《西国10番》三室戸寺・ツツジの丘(京都府宇治市)

まるで南国のように鮮やかな景色がひろがっています。

㉒《西国10番》三室戸寺(京都府宇治市)

せっかくなので、お茶屋さんで休憩させていただきました。

㉔三室戸寺にてお茶を

ちなみに、私は〝ひやしあめ〟をいただきましたが、
すごくおいしかったです。
さっぱりした甘さに、生姜の風味がきいて、何杯でもいけそうな感じでした。

㉕《西国10番》三室戸寺・朱印帳(京都府宇治市)

ご朱印いただきました。
いつか西国の霊場もめぐりたいとは、かねがねおもっていたのですが、
期せずしてやってきてしまいました。
八十八ヶ所も三十三ヶ所もめぐり始めたら、すべてめぐるしかありません。
これもなにかの縁なのでしょう。
生きている間に、三十三ヶ所と、八十八ヶ所の再満願成就を
果たしたいものです。




■《西国第10番札所》三室戸寺(みむろとじ)

《山号》 明星山(みょうじょうざん)

《宗派》 本山修験宗(別格本山)

《本尊》 千手観音菩薩

《創建》
宝亀元年(770年)、光仁天皇の勅願により、
三室戸寺奥の岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建。

創建以来、天皇貴族の崇敬を集め
光仁天皇、花山天皇、白河天皇、三帝の離宮にもなったことから、
「御」の字を「三」に替え、三室戸寺と称するようになったといわれる。

《参考》 三室戸寺HP


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