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安倍文殊院(奈良県桜井市)



0安倍文殊院・絵馬(奈良県桜井市)
右手に知恵の剣
左手に慈愛の蓮の花を携えて
巨大な獅子に乗った文殊菩薩
そのお顔は凛として穏やかでした。


お出かけするのによい季節となりましたので、
お寺巡りにでも出かけようと、
日本三文殊霊場のひとつ、阿倍文殊院にやってきました。

①安倍文殊院・東山門(奈良県桜井市)

こちらは車道の東山門です。

②安倍文殊院・山門(奈良県桜井市)

せっかくなので、
表の山門から行ってみることにしました。

③安倍文殊院・参道(奈良県桜井市)

青葉がきらめく参道です。
こちらは古代より続く安倍一族の氏寺なのだそうです。
大化の改新(645年)の時、孝徳天皇の勅願によって
時の左大臣・安倍倉梯麻呂(くらはしまろ)が
安倍一族の氏寺として建立したのが始まりとのこと。
日本最古級の寺院で、もとは華厳宗東大寺派の別格本山でした。

⑦安倍文殊院・浮御堂(奈良県桜井市)

インパクト大の浮御堂です。
阿倍仲麻呂の「天の原 ふりさけみれば~」の句が刻まれた石碑と、
その横に安倍総理の名前の刻まれた石灯籠がありました。
安倍総理も安倍一族の末裔なんですね。
古代から続くきらめく施政者の血筋なんですねえ!!

そして、かの安倍晴明も安倍一族なんですねえっ!
輝かしき血筋でございます。
こちらの浮見堂には、
その阿部晴明公と安倍仲麻呂公が
お祀りされているのだそうです。

ちなみに、こちらのお寺は入山料はいらないのですが、
本堂の入道と御本尊拝顔(茶菓付き)につき 大人:700円
浮御堂入堂と仲麻呂公・晴明公のご尊像や宝物の見学に 大人:700円
どちらもだと、大人:1200円 必要です。

今回は、ちょっぴりケチって
浮見堂は外から眺めるだけで
御本堂のみ拝観させていただくことにしました。

⑤安倍文殊院・本堂(奈良県桜井市)

こちらが本堂です。
本堂の手前に 礼堂(能楽舞台)がある作りで、
寛文五年(1665年)に建てられた歴史あるお堂です。

安倍文殊院・本山前・ビンヅルさん(奈良県桜井市)

本堂の脇に、ビンヅルさん!いらっしゃいました。

⑧安倍文殊院・お茶付き本尊拝観(奈良県桜井市)

そして、お先に「お茶どうぞ~」と誘導されて
別棟の客殿にお邪魔しました。
数十分ごとにお坊さんから法話が聞けるそうで
待機の時間こちらでお茶をということでした。

⑨安倍文殊院・本尊・渡海文殊(奈良県桜井市)

本堂内は撮影禁止なので、
これは受付のところあった写真を撮影したものです。
本堂の中は、密教的な道具が並ぶご祈祷の場のむこうに、
すごく広いホールがあって、
お獅子に乗った巨大な菩薩が悠然と鎮座されていました。
愛らしい表情の獅子や、童形の仏像が特徴的ですが、
これはオリジナルなものですなく、
〝渡海文殊〟といわれる仏像の形なのだそうでうす。
渡海文殊とは、中国の説話にある
「説法の旅の途中に、雲海を渡る文殊菩薩様一行」
を表したものと言われていて、
獅子に乗った文殊菩薩とお連れの四人の一団全体がセットであり、
獅子の首の傾きなども、ある程度定まった形なんだそうです。
ちなみに、真言律宗総本山西大寺(奈良市西大寺)にも
同様な渡海文殊像があるんだそうです。

ちなみに、このお連れの方々は、
①向かって右前:善財童子(ぜんざいどうじ)
合掌姿で今にも駆け出しそうば可愛らしい童子の姿です。
文殊菩薩の先導役をしています。
『華厳経』に登場する童子で、
文殊菩薩に弟子入りをするために
様々な道の善知識者に教えを聞き、
仏の教えを体得していく純真無垢な少年です。
②向かって右奥:優塡王(うてんおう)
獅子の手綱をひく、強面の鎧の男性です。
紀元前5~6世紀頃、インドのコーサンビーの王・ウダヤナがモデルです。
お釈迦様が在世中に仏教を保護した王として有名です。
③向かって左前:須菩提(すぼだい/別名:仏陀波利三蔵)
錫杖を持った僧形の須菩提は、バラモン教の僧侶で
「仏頂尊勝陀羅尼経」の序文に登場します。
須菩提が中国の五台山で礼拝をしていると、
老人に姿を変えた文殊菩薩が
「仏頂尊勝陀羅尼経」を広めてほしいと言ったのだそうです。
④向かって左奥:維摩居士(ゆいまこじ/別名:最勝老人)
杖を携えた学者風の髭の男性です。
この方は『維摩経』の登場人物で
問答の強いキレ者の在家信者でした。
ある時、病にかかった居士のもとに
お釈迦様が弟子を見舞いにいかせようとしますが、
どの弟子も問答で言い負かされた経験があるため
辞退する者ばかりで、結局、文殊菩薩が見舞いに訪れることになり、
居士と問答し、お互いに讃えあったと言われています。

本堂を見学させていただいて、
もう一つ気になったのが、堂内にあった仏像の前に
それぞれ水晶玉が置かれていることでした。
祈祷の際に使うのだろうか、と、後でお坊さんに尋ねてみたら
金、銀についで、大変価値のあるものだから、お供えしている
とのことでした。
お供えなんですねえ…。

⑩安倍文殊院・ボケの花(奈良県桜井市)

本堂の前のボケの木。
ボケ防止の効能があるのだとか。

⑫安倍文殊院・お大師さん(奈良県桜井市)

こちらはお大師様。

⑪安倍文殊院・白山堂(奈良県桜井市)

そして、境内東奥の白山堂です。
加賀の霊峰・白山を御神体とする社の末社です。
当寺院は、安倍晴明が出生された寺院とされ、
陰陽道とご縁の深いお寺であるため、
修験陰陽道の大霊地・白山から分社されたのだそうです。

⑬安倍文殊院・晴明堂(奈良県桜井市)

安倍晴明堂です。
こちらは、平成16年に建立されたばかりの新しいお堂です。

⑭安倍文殊院・晴明堂・方角入り宝珠(奈良県桜井市)

如意宝珠と干支方位盤があります。
生まれの方角から宝珠をなでると願いが叶うのだとか。

⑯安倍文殊院・花の広場(奈良県桜井市)

こちらは花の広場。
毎年秋にはコスモス畑の迷路になり
晩秋から翌春にはパンジーで干支が描かれるのだそうです。

⑮安倍文殊院・ウォーナー碑(奈良県桜井市)

そして、こんなものもありました。
ラングドン・ウォーナー氏の顕彰碑です。
ウォーナー氏は、アメリカの美術史家で、
太平洋戦争時に、日本の文化財のある地を
空襲しないように進言した人なのだそうです。
そんな人がいることなんて知りませんでした。

0文殊院西古墳・特別史跡・安倍文殊院内(奈良県桜井市)

そして、この安倍文殊院で
外せない文化財がもう2つあるのです。
文殊院西古墳・文殊院東古墳(閼伽井古墳)です。
これは次回にまとめたいと思います。




■安倍文殊院(あべもんじゅいん)
《所在地》 奈良県桜井市安倍山
《山 号》 安倍山
《宗 派》 華厳宗
《本 尊》 文殊菩薩
《創 建》 大化の改新(645年) 安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)が孝徳天皇の勅願によって創建
《その他》 日本三文殊の一つ(京都府:切戸文殊/山形県:亀岡文殊)

《参 考》 安倍文殊院HP

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