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《西国第8番札所》長谷寺(奈良県桜井市)

0《西国第8番札所》長谷寺・登廊(奈良県桜井市)

一歩一歩
前に足を進めるごとに
身も心も浄められていく登廊。
その先には一切の衆生を救わんとする
慈悲深き観音様がいらっしゃいました。



たまたまつけたTVで長谷寺が紹介されていて、
美味しそうな抹茶アイスが映っていたのを見て、
「これ食べた~い!」と娘がいうので、
しめた!と思って、家族三人でやってまいりました。
以前はよく寺社古墳に連れ回していたのですが、
ここ最近、子供らしい遊び場にしか行ってくれなくなったので、
ここぞとばかりに、やってきたわけです。

①《西国第8番札所》長谷寺・参道(奈良県桜井市)

大和国の名刹。西国の根本道場。
風格のある参道です。
このドキドキ感!
なんというか、テーマパークに入る時に感じるあの感覚と似ています。
普段の世界とは違う、なにかとてつもない素敵な世界がこの先にあるんだっていうあの感じ。

②《西国第8番札所》長谷寺・山門(奈良県桜井市)

山門でございます。
この大きさに圧倒されます。

③《西国第8番札所》長谷寺・山門・御本尊大観音特別拝観(奈良県桜井市)

現在、御本尊の十一面観音様を拝顔させていただけるということで、
しかも、直に触れさせていただくことができる!
ということで、特別拝観を申し込むことにしました。

④《西国第8番札所》長谷寺・山門前手水舎(奈良県桜井市)

手水舎です。

⑤《西国第8番札所》長谷寺・マニ車(奈良県桜井市)

山門前にマニ車がありました。
ご利益ありますように、ぐ~るぐる。

そして、巨大な山門をくぐると…

⑥《西国第8番札所》長谷寺・登廊(奈良県桜井市)

そこは、別世界でした。
山門をくぐるとすぐに登廊(のぼりろう)が続きます。
飾り気のない、それでいて荘厳な、
そして、とても清浄な気配がします。
本堂にいたるまでに、身も心も清められていくような気がします。
中央に丸みを帯びた可愛い燈籠がつられていますが、
これは長谷型燈籠といわれるものだそうです。

登廊の階段は、全部で399段。
上廊、中廊、下廊に分かれています。
この登廊はもともと、平安時代に
春日大社の社司が子供の病気平癒の御礼に
建造したものだそうです。
ちなみに現在の登廊は近世以降の再建だそうです。

⑦《西国第8番札所》長谷寺・石燈籠(奈良県桜井市)

傍らにあった石燈籠です。
手前に彫刻されているのは牡丹かな?
4月中旬~5月上旬までは、
登廊の両脇に咲く牡丹が見どころとのことでしたが、
お参りにうかがった時には、
もう、お花がなくなってしまった後でした。残念。

⑧《西国第8番札所》長谷寺・本堂(奈良県桜井市)

本堂です。

⑨《西国第8番札所》長谷寺・懸造舞台(奈良県桜井市)

ご本尊が安置される正堂(しょうどう)の前に、
礼堂(らいどう)があり、その手前に清水寺ばりの舞台が!
舞台・縣造り=清水寺ってのも、ちょっと失礼な感じがしますが…。

⑩《西国第8番札所》長谷寺・舞台からの眺め(奈良県桜井市)

それはさておき、絶景です。

⑪《西国第8番札所》長谷寺・五重塔・舞台からの眺め(奈良県桜井市)

西側には、五重塔の姿があります。
この五重塔は戦後国内ではじめて建てられたもので
昭和の名塔とよばれているのだそうです。

礼堂には、歴史を感じる奉納絵馬が掲げられており、
牡丹の絵のものや、平安絵巻に出てくるような絵など様々でした。
また、巨大な円状の方位板も非常に印象的でした。
礼堂の傍らにはビンヅル様もおいでました。

⑫《西国第8番札所》長谷寺・結縁の五式線・大観音特別拝観記念(奈良県桜井市)

それでは
ご本尊の十一面観音菩薩様のお姿を
拝見させていただきたいと思います。
受付のところで、五色の糸で紡がれた腕輪をいただきました。
仏教の五大色である白・赤・黄・青・黒は、仏の智恵を表すのだそうです。
大変ありがたいものをいただきました。
いい記念になります。

それぞれの色にどんな意味があるのかなと、
ネット検索して出てきた内容を、自分の解釈で簡単にまとめると…
青…仏陀の髪の色、心穏やかな禅定「定根」を表す。
黄…仏陀の体の色、豊かな姿で揺るぎない確固たる姿「金剛」を表す
赤…仏陀の血の色、衆生を救わんとする慈悲心が止むことのない「精進」を表す
白…仏陀の歯の色、煩悩や悪行を清める「清浄」を表す
黒…仏陀の袈裟の色、侮辱や迫害にも怒らず耐え忍ぶ「忍辱」を表す
的な感じでした。

そして、いざ、本堂内陣へまいります。
薄暗く細い廊下を進むと、
観音様の金色のおみ足が見えました。
そこには、先に年配の女性が参拝していて、
観音様のおみ足をすがるようにさすっていて、
へそ曲がりな私は、そんな大層な~と思ったのですが、
いざ、観音様の前に出ると、その強烈な存在に圧倒されて、
ただ、そこに膝まづきました。
そして、目の前の金色のおみ足、
裸足の冷たいみ足に触れて、
観音様のお顔を見上げると、
その顔は果てしなく高いところにあって、
でも、はっきりと私を見下ろしているのが分かって
その、流線のような瞳から放たれる
すべてを見透かし、すべてを救い上げようとする慈愛の視線に
胸がかっと熱くなり、涙が突然でてきて、
そこに額いて、おみ足をさするしかありませんでした。
圧倒的な神々しさの前では
人はひれ伏したくなるもんなんですね…。

私は今まで、寺社を巡る中で
なにかの拍子に胸がいっぱいになって、涙が出て、
その後、気持ちがさ~っと楽になるという現象を
味わってきました。
私は、これが、宗教体験だと思っているのですが、
今回、また一つ、新たな体験が私の体に刻まれました。
憑かれたようにおみ足をさすっている時の、あの手触り。
結婚指輪がおみ足にあたってしまい、カツンとふるえたあの感触
そして、私を見下ろされる、あの視線。
一生忘れないものだと思います。
より宗教的に表現するならば、
私の中に、観音様が入られたといえるかもしれません。

ちなみに、現存の観音様は天文7年(1538年)
に再興されたもので、
身の丈、三丈三寸(10m余)の巨像です。
右手に数珠と錫杖をもち、左手に蓮の華瓶をもち、
方形の磐石(ばんじゃく)の上にお立ちになっています。
多くの観音様は、左手に、水瓶または蓮の華瓶を
持っているだけのことが多いとのことで、
言われてみれば、それもそうで、
長谷寺の観音様は、
地蔵菩薩様のような錫杖をもっているためか、
梵字が散りばめられた荘厳な後背のせいか、
独特の威厳をお持ちです。

この錫杖をお持ちの観音様は珍しく
「長谷寺式十一面観音(長谷型観音)」といわれ、
衆生を救済するために行脚されるお姿を表したものなのだそうです。

⑯《西国第8番札所》長谷寺・納経(奈良県桜井市)

納経させていただきました。

⑬《西国第8番札所》長谷寺・月輪院(奈良県桜井市)

お参りの最後に、月輪院によりました。
ここを外すと、娘に大激怒されてしまいます。
こちらには、まだ、牡丹が残っています。

⑭《西国第8番札所》長谷寺・月輪院(奈良県桜井市)

こちらの月輪院・雲井寮は、
長谷寺の運営を担った六坊の一つだそうです。
坊は僧侶らの住まいで、
寮は学生や従業員の宿舎や、茶室、別荘などをいいます。
雲井寮は、紀貫之の叔父、雲井坊浄真が
このあたりに住んでいたことにちなんで付けられたそうです。

⑮《西国第8番札所》長谷寺・月輪院・抹茶アイス(奈良県桜井市)

さて、注文させていただいた抹茶アイスです!!
大きく開かれた窓からは、長谷山の風景が見え、
爽やかな風がそよぎ、穏やかな癒しの時間でございました。

⑰《西国第8番札所》長谷寺・登廊と牡丹(奈良県桜井市)

この長谷山の、この大伽藍の、
大きな力に抱かれて
なんだかここを去るのが名残惜しいです。
またいつか必ず参拝したいお寺でございます。



■《西国第8番札所》長谷寺(はせでら)

《所在地》 奈良県桜井市初瀬
《山 号》 豊山(ぶざん)
《院 号》 神楽院 
《宗 派》 真言宗豊山派(総本山)
《本 尊》 十一面観音像
《開 基》 朱鳥元年(686年)道明上人 
《縁 起》
朱鳥元年(686年)道明上人が、天武天皇の「銅板法華説相図」を西の岡に安置。
神亀四年(727年)徳道上人が、聖武天皇の勅願により、十一面観世音菩薩を東の岡に祀る。
(徳道上人は、西国三十三所観音霊場巡拝の開祖であるため、長谷寺が三十三ヶ所の根本霊場とよばれている。)

《参考》長谷寺HP


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